147

 

『ヨーロピアン・カー・オブ・ザ・イヤー』を受賞した経歴を持つ、アルファ147。

 

一目でそれとわかるアルファロメオの強い印象を与え、フロントエンドにはシンボルである盾を大きく縦長に配置させ、両サイドの横長のエアダクトとともにクラシック・アルファが好んで用いた3部構成モチーフを形作っている。

エンジンは1.6L(120馬力)と2L(150馬力)の 直列4気筒DOHCツインスパーク、それに3.2L V型6気筒DOHC(250馬力)の3ユニット。

ボンネット内に横置きに搭載され、前輪駆動FF方式を採用。

 

 

◎ セレスピード ◎

セレスピードはミッション+クラッチをドライバーに代わりコンピューターが操作します。(ロボットミッション)

停止時、1速にギアが入っていてもクラッチは切れているためエンジンはアイドリングしています。

クラッチはアクセルを踏むとクルマが勝手に半クラッチをし繋がる仕組みになっているため、上り坂でブレーキを離すとクルマは下がりますが、アクセルを踏めばクラッチがつながって前進を始めます。


セレスピードは通常のATのようなクリープ現象がありません。

ちょっと踏んだだけではクラッチがつながらず動かないのですが、ガバっと踏むと急にクラッチが繋がって急発進する恐れがあります。

バックするときは馴れるまでじわーっとアクセルを踏むほうがいいです。

まぁすぐに慣れると思いますが…

セレスピードを誘導する際、危険なので決してクルマの真後ろ、真正面に立たないようにしてください。


サイドブレーキは信じないよう。

引きが弱いと坂道に停めたときに無人のクルマが動き出すかもしれません。

ATではPレンジに入れるようにMTとセレスピードでは1速かRに入れるましょう。

その場合、エンジン始動時、セレスピードはブレーキを踏んだままセルを回せば、自動でニュートラル(N)に切り替わります。